Mr.ディープの不動産コラム

引っ越す前に要チェック!Mr.ディープがみた不幸な物件の共通点

Mr.ディープは、1980年代から現在まで40年以上に渡り、数多くの不動産物件を扱ってきました。その中で、数千件にも及ぶ競売物件も見てきました。つまり、事業に失敗するなどして、不動産を手放すことになってしまった方が過ごした自宅やオフィスなどをたくさん見てきたのです。

そこには、不幸な運命を辿るべく、多くの共通点が見受けられました。

今回の記事では、それらの「不幸な共通点」から導き出されたいくつかの地相、家相のお話をお届けしようと思います。

これから新築を建てる方、または引っ越しを考えてらっしゃる方は必見です。

パティオ、中庭は厳禁

家の中にある中庭、パティオは非常に人気が高いです。リビングにいながら、自然の庭を眺める暮らし、植物や土に溢れる光、そういった日常に憧れる方は少なくありません。

しかし、結論から申し上げると、パティオを作ってはいけません。

家の中心に植物があってはいけないです。植物があるとそこに虫が湧き、腐ってしまい、空気が淀んでしまうからです。土地や建物の真ん中が空洞でかけているということは、住んでいる人たちにも中心がないということになります。安定感がなくなり、そこに住む家族の精神にも影響することもありますし、病気になりがちになってしまいます。

エネルギーは玄関から入ってきて、中心を通ってゆったりと家中を回るのが良いとされており、家の中心位置が吹き抜けだったり、中庭だと気が抜けてしまいます。

吹き抜けは本来あるべき1階の天井がない状態です。大きなホテルやモールなどの建物は別ですが、一般の家庭ではタブーです。

さらに、パティオのあるお家は、何年後かに必ず売却してしまったり、引っ越してしまったり、不幸にも離婚してしまうなどの傾向があります。やはり、その事実は無視できないと思います。

庭に池も作らない

地位や名声が上がってくると、庭に池や鹿威しをしつらえた立派な庭を作りたくなる人もいるようですが、池はいけません。

池のある家は、滅びる

これはMr.ディープの鉄則ともいえます。

なぜかというと、庭に池を作ると、水が濁って悪い気が発生したり、土地が湿ってしまい、カビが生える可能性があるからです。

さらに、家の中にも良い気が入らなくなりますし、床下がカビてしまい、建物の中にまで湿気が入ります。凶相だといえるでしょう。

池に生き物がいる場合は、病原体が発生する恐れもあります。

池を作った豪邸の持ち主が逮捕されたり、事件に巻き込まれたり、事業が失敗したり。このような例をたくさん見てきました。

池は家屋に被害をもたらす、と覚えておいてください。

「流れる水」や「熱帯魚の水槽」も危険です

さらに、中庭に流れる水を作るのもよくありません。

水が流れるということは「地位が流れる」ということに繋がります。総理大臣になった人でも、たちまち失脚してしまった例もあります。

また、熱帯魚を飼う水槽があるのも「運気を水に流す」ということにも繋がります。

時々、社長室に大きな水槽を置いて熱帯魚などを飼っている会社がありますが、だいたい倒産しています。事業に失敗したくなければすぐに撤去してください。

流れる水、常時ポンプで水を流しているのは家相としても凶。要職に付いている人は注意してください。

吹き抜けは不安定

吹き抜けはパティオと同じく、玄関から入る「気」が回らなくなります。

パティオもだめ、吹き抜けもだめ、となると、なかなかお洒落なお家はできないじゃないか、というお声を聞きますが、しかし、数年間だけ住むのであれば良いのかも知れません。

これはオカルトや占いの話ではありません。

冒頭にもお話ししたように、私はプロとして多くの不幸な物件を見てきました。
毎日過ごす家、一生を暮らす家として考えた場合、お洒落よりも堅実な住まいであることの方が、長い目で見たとき、豊かな気持ちでいられることが重要であると考えます。

個人間の不動産取引はしない

さて、新築の物件ばかりではなく、中古の物件を購入する際の注意点をお話ししておきましょう。

中古の物件を購入する場合、不動産会社を介せず、個人間で不動産取引を行うのは危険です。

個人間の取引では瑕疵担保責任がつかないからです。

瑕疵(かし)とは、売買契約においてその目的物に何らかの欠陥・不具合があることで、その品質や性能が損なわれている状態を指しています。

不動産取引では「瑕疵」とは「建物の欠陥」と考えてよいでしょう。

たとえば、購入した後に、シロアリ被害や水漏れ、地中埋設物の存在や土壌汚染などがあった場合、不動産会社を介した取引であれば、それを瑕疵として不動産会社が事前に伝える責任や修繕する責任があります。

さらに、物理的な欠陥に限らず、たとえば「過去に自殺や事件があった」などは心理的瑕疵に相当するので、事前に伝える必要があります

なかなか見た目だけではわからないことも多いでしょう。

いくら魅力的な条件であったとしても個人間の不動産取引はオススメしません。

さて、このようにさまざまな条件をお話ししましたが、個別のご相談については
Mr.ディープまでお問い合わせください。あらゆるお悩みにスパッとお答えします。

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